新会員や教会に戻ってきた会員の成長を助けるために、指導者が活用できるツールはないでしょうか?
宣教師にレッスンを受けている人がバプテスマを受けたり、また教会から離れていた会員が再び教会に集うにようになることは、ユニットにとって大変嬉しいことです。
指導者やミニスタリングブラザー・シスターは、このような会員が教会にとどまり、さらに成長できるよう励まします。特に、「新会員および教会に再び集うようになった会員の進歩状況」フォームは、これらの会員の成長に必要な事柄を把握する助けとなります。
LCRの「報告書」メニューから「新会員および教会に再び集うようになった会員の進歩状況」をクリックします。
まずは、フォームの概要を眺めてみます。このフォームは以下の5つのブロックから成り立っています。
- 個人の情報
- バプテスマの後、または教会に再び集うようになってから1カ月以内
- バプテスマの後、または教会に再び集うようになってから6カ月以内
- 一年以内で、適切でなるべく早い時期に
- バプテスマの後一年以降で準備ができたら
おおまかに言うと、このフォームには会員の各段階において、成長に必要な聖約・儀式・活動が載っています。
例として、4の「一年以内で、適切でなるべく早い時期に」を見てみましょう。
このブロックに含まれている項目(メルキゼデク神権、身代わりのバプテスマ、神殿準備セミナー)が、教会に集い始めてから一年以内の会員の目標となるでしょう。会員がこれらの祝福を得られるよう、ユニットは一体となって働きかけてください。
すでに完了している項目がある場合は、画面上の日付ボックスに完了した日付を入力することもできます。ただし、入力した日付はシステム内に保存されませんので、フォームを印刷して保管するようにしてください。
では具体的に、誰がどのようにこのフォームを使用すればよいのでしょうか?このことについて、フォームの先頭には以下のような指示が記されています。
“ビショップはワード評議会の中で、定期的にこのフォームに目を通し、新会員および教会に再び集うようになった会員の進歩状況について話し合います。ワード評議会はこのフォームを使って、新会員がバプテスマと確認を受けたときから、神殿のエンダウメントを受けるときまで、彼らを教え、強める方法を具体的に計画します。ワード評議会ではまた、このフォームの一部を使って、教会に再び集うようになった会員を教え、強める方法を計画します。”