在宅シニア宣教師の証

在宅シニア宣教師の証

2020年の春に「あなたの第一の務めは会員と指導者を支援する宣教師として働くことです。」と、ラッセル・M・ネルソン大管長からの召しを、喜びをもって受けました。

今、こうして地元函館で、人々と神様のために奉仕する機会に心から感謝しています。

私たちは、会員を支援する方法の一つとして、『福音の原則』を学ぶことは、ワードを強めることに繋がると、当初から考えていました。そして、何人かに『福音の原則』を一緒に学ぶことを勧めたところ、現在、それを望む方々と個々に、ラインや電話で学んでいます。

ほとんどの方々が、毎週1回レッスンを受け、学び進めていくうちに福音の理解が深まり、喜びをもって、主に従って行こうとする姿に触れることができるのは、大きな祝福と感じております。

最近、一人のお休み会員に、信頼関係を築くよう少しずつ働きかけていました。そして同時に、『福音の原則』を学ぶことができればと願い、祈ってきました。

ある日、この兄弟に、どのように福音の学びに招くか、天より言葉が与えられました。彼は、電話でこの招きを受け入れてくれたのです。

後日、御自宅に『福音の原則』のテキストを届けた時に、共に学ぶ日時や頻度を聞き始めたところ、彼は、毎週学べる曜日と時間を決めていて、それを教えてくれたのは、本当に驚きでした。実は、これが特別な経験なのは、彼は、携帯を持っておらず、家の電話しかないということです。

今、新コロナウィルスの蔓延で直接会えず、電子機器も持っていない状況で、どのように『福音の原則』を教えることができるだろうかと、祈り考えていました。そして、前もって、テキストを読んでいただき、レッスンの時に電話で、感じたことを話してもらったり、私たちが、少し補足したりする、という方法を思いついたのです。

彼が、この提案を受け入れてくださったことを、心から感謝しています。これから、その兄弟と、『福音の原則』を学べることを楽しみにしています。そして、御自身の救いを確立し、ワードの力になってくださったらと願っています。

金城伝道部会長が、「朝も昼も夜も考えることによって必要な啓示を受ける」と指導されました。このことが真実であると証します。

今、新コロナウィルスの蔓延で教会が閉鎖していても直接訪問し、短い時間であっても玄関先で少し離れながら話したり、メッセージを届けたりする時に、人々が神様の愛を感じて笑顔になるのを見ると、私たちも元気をいただいていることを感謝しています。

「まことの教えを理解すれば、人の態度や行動は変わります」(ボイド・K・パッカー長老)という言葉は、私たちの背中を押しています。私たちが主の業を行えるよう謙遜に祈り求めるとき、主は道を備えてくださいます。

主が私たちの助け主、救い主であられることをイエス・キリストの御名により証します。アーメン

松橋長老・姉妹