雇用スペシャリストとして，あなたはキャリア開発，職業改善，中小企業経営指南によって人々の自立を助けることができます。これらの奉仕を行うことでステークやワードの会員に対して大いに役立つことができます。あなたが雇用スペシャリストとして能力を高め，効果的に働けるようになるための方法を以下に紹介します。
時間を取って，仕事を見つけること，教育を受けること，起業することに関する原則を学ぶなら，あなたは雇用スペシャリストとしてさらに効果的な働きができるでしょう。ステーク雇用スペシャリストや福祉担当高等評議員に連絡を取り，訓練を受けられるよう手配してもらってください。地元の自立支援センター（従来の「雇用センター」）において，雇用スペシャリスト，およびワードやステークの指導者を訓練することができます。自立支援センターから遠い場所に居住している場合でも，情報を得るためセンターに問い合わせてください。
最も効果的に会員を支援する方法について，ビショップ，長老定員会や扶助協会指導者と調整してください。補助組織の集会に参加することを申し出てください。会員の進歩状況について報告してください。あなたが支援している人々を最も効果的に助けることができるよう，定員会や補助組織とともにあなたの取り組みを調整してください。多くの場合，地元の指導者はあなたの支援を活用できるワードの会員について知っています。ビショップはワードの会員が関わるすべての活動を管理します。ビショップはあなたがワードの会員に奉仕するに当たり，最も貴重なリソースとなるでしょう。
地元の指導者と協力して取り組むに当たり，あなたが支援している会員の雇用やキャリア開発に影響を与える可能性のある，会員が抱える問題や必要がないかどうか尋ねてもよいでしょう。
ステーク福祉スペシャリストまたはステーク高等評議員と協力してください。会員の進歩状況をステークの指導者に伝えてください。
支援している人々が自らの必要，考え得る解決策，リソースを認識できるよう助けてください。目標を定められるよう助け，進歩状況を定期的に確認してください。
- 会う時間を固定する。人々があなたと会ったり，他の人々とかかわりを持ったり，あなたが見つけたリソースにアクセスしたりするための時間を固定するよう提案してください。ステークまたは他のワードと連携することができます。これらの定例の集会時間に雇用主やその他の人々を招いて，会員たちと会って話してもらってもよいでしょう。
- ワークショップに出席するよう促す。教会では，人々が仕事を探したり，さらなる教育を受けたり，起業したりする際によく備えられるように助けるための無料のワークショップが行われています。自立支援センターを通じてキャリアワークショップや自営業のためのワークショップについて知らせてください。ワークショップ用の資料は配送センターでも入手できます。ビショップの承認の下，福祉援助を受けている人々をキャリアワークショップに参加するよう招き，作業の割り当てとしてもらってもよいでしょう。
- 書類上で自分を上手に売り込む方法を教える。履歴書の準備，応募用紙の記入，添え状や礼状の書き方について支援してください。
- さらに自立するのに役立つ情報や訓練を提供する。例えば，教育を受けることやキャリアプラン，職業訓練，面接技術などをテーマにした少人数のクラスやワークショップを開いてください。神権指導者の承認があれば，これを毎週の活動，定期的な雇用集会，または日曜日に行われる集会として行うことができます。
ワードやステークの会員と知り合うにつれて，雇用に関する人々の必要を見つけたり，コーチングや求人情報，ワークショップを教えるなど，様々なサービスを提供して助けることのできる会員を見つけたりすることができるでしょう。会員の才能や技術，必要に関する情報を集めるために『雇用情報調査』（01032_300）を使うことができます。これによって得られる情報を整理し，情報を必要としている人々に対して，有益な情報や連絡先を容易に伝えることができるようにしてください。
雇用スペシャリストとして成功するために重要なことは，会員にとって助けとなるリソースや行事に関する情報を伝えることです。地域社会や教会が主催する就職説明会，学校一般公開，財政管理支援集会，その他の有益な集会や行事について，会員と情報を共有してください。