人道支援 Humanitarian Services

人道支援 Humanitarian Services

「私たちの周囲には,助けの必要な人,助けるに値する人が数多くいます。主イエス・キリストに従う者としての私たちの生涯の使命は,人を救うことでなければなりません。家のない人,飢えた人,貧しい人々がいます。」(ゴードン・B・ヒンクレー,聖徒の道,1992年1月,63)

「思いやりは,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員の重要な特質です。」
「わたしは恵まれて,末日聖徒やそうでない方々の献身ぶりをじかに見てきました。思いやりの心と助けの手を有する人々であり,「互いに重荷を負い合」う人たちです。わたしは,大規模な破壊を目にしたり,希望を失った被災者を訪問したりするときに,深い悲しみを感じてきました。
最近,大自然が,異常で強力な方法によって人類に報復し,力を誇示しています。2004年12月の下旬には,インドネシア沖で地震による大津波が発生し,多くの人命を奪い去りました。そして,生き残った人々の生活にも深いつめ跡を残していきました。教会は,地元の神権指導者や夫婦宣教師の指示の下,即座に行動を起こし,インドネシア,スリランカ,インド,タイの病院や救急隊,地域社会に緊急の援助を提供しました。」

アジア北地域における人道支援の一例

日本:個人また年配者や病人を介護する病院およびその他の施設への車いすの寄贈,ホームレスへのお米の配給,病院への読み聞かせコーナーの寄贈,ホームレスから自立しようとしている人々への靴やスーツの提供などが挙げられます。

韓国:援助を必要とする人々に車いすが寄贈され,お米や食べ物がホームレス,年配者,貧しい人や助けが必要な人に提供されています。孤児,障がい者,年配者を支援する孤児院や施設にも,洗濯機,テーブル,いす,その他の品物が寄贈されています。

ミクロネシア:様々な州に住む人々にも車いすが贈られています。また,ミクロネシア連邦全土の学校に,コンピューターやスポーツ用品,本,その他の品物が寄贈されています。建築資材を寄贈された学校もあります。学生たちはそれらの資材を使って,古く廃れた学校を改装しました。改装後は,コンピューターやバッテリーを充電するために必要なソーラーパッケージも寄贈されました。また,生活に欠かすことのできない水を提供するための雨水利用システム用貯水タンクも寄贈されています。