リアホナ2005年7月号人生の成功の方程式──チャールズ・ディディエ長老が来日

人生の成功の方程式──チャールズ・ディディエ長老が来日

この6月初旬,七十人会長会のチャールズ・ディディエ長老が来日し,東京・町田両ステークのステーク大会を訪問したほか,日本と韓国の伝道部を巡回した。

東京ステークでは6月5日,ステーク会長会の再組織が行われ,ディディエ長老は新しいステーク会長を召すために面接した経験について話した。「わたしは本日30人以上の神権指導者と面接を行いました。その中で,皆さんに同じ質問を繰り返しました。『家庭の夕べを行っていますか?』この質問に対して,多くの方々が,仕事が忙しく思うようには行えていないと答えました。『家族の祈りを行っていますか』この質問にも,多くの方々が,十分には実行できていないと感じているようでした。最後にわたしは『あなたにとっていちばん大切なものは何ですか』と尋ねました。この質問にはほぼ全員が『家族です』と答えました。最も大切なものが家族と答えながら,家庭の夕べや家族の祈りを十分に行っていないことに対して,わたしは矛盾を感じました。」

またディディエ長老は,人生で成功するための法則について紹介した。「わたしはここで皆さんに大切な方程式を紹介します。それは,『知識+従順=祝福』というものです。もし,この『従順』に代わって『不従順』というものを入れたとしましょう。すると方程式は『知識-従順』になります。では,イコールの後に続く答えは『祝福』の代わりに何が来るでしょうか。それは『呪い』になります。忘れないでください。『知識-従順=呪い』ということを。皆さんが人生で成功するために,この二つの方程式を比較し,よく考えてください。」──「よく聞く『祝福を受けない』ではなく,『呪い(Curse)』という言葉が使われたことに身が引き締まる思いがしました」とその場に集ったある神権者は語った。

また,6月12日の町田ステーク大会でディディエ長老は,祈る両手の指を組み合わせる際,無意識にどちらの手の人差し指を上にするかを確認させ,その逆の人差し指を上にして指を組んでみるように指示する。「難しいでしょう? 気持ちが悪いと思うかもしれません。大管長が,こう組むのが新しいやり方だとおっしゃったらどうですか?このように,変わる,悔い改めるというのは簡単ではありません。しかし,主に従うと決意するならば,昨日と同じ行動から変化しなくてはなりません。わたしたちの生活は変化の連続です。バプテスマの水で主に『変わる』と約束したからです。あなたの生活のわきではなく,中心に,イエス・キリストを持ってきてください。日本は『日の出いずる国』『聖徒の出ずる国』です。昇る太陽に新しい日が来たと宣言するように,今日を,もう少し主に従う新しい日としてください。」◆