リアホナ2014年1月号 新年に向け,自らの務めを果たすことを決心しましょう!

新年に向け,自らの務めを果たすことを決心しましょう!

─アジア北地域会長会年頭メッセージ─

アジア北地域会長会第二顧問  スコット・D・ホワイティング長老

どの文化であれ,暦が変わって新年になると,人生に変化をもたらす決心の機会,つまり,弱点を克服し,才能と長所を伸ばし,何であれ選んだ分野において成果を上げる機会が訪れると考えられています。そのように決心したり,目標を立てたりするのに,どうして暦が変わるまで待たなくてはならないのか,その答えはだれにも分かりませんが,恐らく,その変わり目が,改善し,進歩の度合いを測ろうと決心する境界線になるからでしょう。その理由がどうであれ,新年の決心は,あらゆる分野でのより良い達成へとわたしたちを駆り立ててくれる健全な習慣です。

毎年,わたしは目標を立てるに当たって,肉体,精神,霊,そして家族に焦点を当てるようにしています。また,家族として,年間目標を立てます。家族として集まる前に,家族の一人一人に,よく祈って自分たちの年間目標を立ててもらいます。そうすることで,全員が自分たちの年間目標について話せる状態で,その年の最初の家庭の夕べに臨むことができるからです。目標のすべてを十分に達成できないこともありますが,まったく進歩しないよりは少しでも進歩する方が良いということも承知しています。

天の御父の子供たちの中で救いの業を速めるために,すべての会員は自らの務めを果たす必要があるということに関して,最近わたしたちは預言者,聖見者,啓示者から導きを受けました。救いの業には「会員伝道活動,改宗者の定着,あまり活発でない会員の活発化,神殿・家族歴史活動,福音を教えることが含まれる」ということを学びました。わたしは今年,口を開き, 出会った人々に救いのメッセージを聞くように勧め,教会に来なくなった人々を見つけ出し,教会に戻るよう招く決心をするつもりです。この取り組みに成功したかどうかは,自分が招いた人々がその招きを受け入れたかどうかではなく,自分が人々を招いたかどうかで測られるということを知っています。機会を求めて祈るならば,福音を受け入れる備えができた人々に導かれるということは知っていますが,たとえそのような人々がわたしの招きを受け入れなかったとしても,わたしは落胆しません。イエスの真の教会の会員であるわたしの務めは,すべての人々をイエスのもとに来て救われるよう「招く」ことだと知っているからです。また,わたしは自分の先祖を見つけ,救いの儀式のために神殿に名前を提出することができるよう努力します。わたしの決心の一環として,わたしはあなたも一緒に救いの業を速めるよう招きます。何かこれまでとは違ったことをし,勇気を奮い,この教会の会員として自分の務めを果たすという目標を立てるよう招きます。この偉大な主の業に携わることによってもたらされる,約束された祝福を受けるよう招きます。わたしたちは,互いに励まし合い,この偉大な業を達成するために一致協力するならば,このことができるということを,わたしは知っています。ともに励みましょう!

アジア北地域会長会

青柳弘一    マイケル・T・リングウッド    スコット・D・ホワイティング