2017年3月21日、東京都内在住の駐日女性大使や大使夫人,女性外交官を招いて,特別な昼食会が、アジア北地域会長会の夫人主催のもとに開催された。目黒雅叙園にて午前11時から午後1時まで行われた。
4つの花瓶に生けたカラーの花が、司会席の横と受付に置かれ、会場を華やかに飾った。
当日はあいにくの雨模様であったが、36人の来訪があった。竹林の間は顔なじみの人々が互いに会話を交わす和やかな雰囲気でつつまれた。
会場にはStepping Stones Mormon Helping Handsによる手作りのキルトがディスプレイされ、毎年、児童養護施設を卒業していく若者たちに贈られるキルトが紹介された。
司会者が歓迎の挨拶を述べ、会が進行した。初めに、文部科学省, 外務省, 米国大使館後援により関西地区で開催されている全国高校生英語スピーチコンテスト優勝者、松原千夏さんのスピーチが行われた。よく練習し、準備されたようすで優勝スピーチを披露した。車いす生活の千夏さんを支えるためにほとんどの時間を費やして世話をしている母親への感謝の気持ちを表現したスピーチであった。
次に、ジェリー・ホワイティング姉妹が「ともに進んでいく女性」という今回の昼食会のテーマについて話した。教会が行っている人道支援活動について紹介し、教会が手助けできることがあれば、ぜひ、声をかけてほしいと訴えた。
教会が関わる人道支援活動のビデオを視聴した後、 英語で食事の祈りをささげられ、会食が始まった。
13の団体・大使館からのゲストらは、同席している教会員と会食し交わりながら教会の活動への理解を深めていった。参加者への配慮として、食事の一部はイスラム教とユダヤ教の戒律にのっとった食事がふるまわれた。
教会の人道支援活動をディスプレイした2つのバナーが注目を集めた。
クラリネット(教会員のMicinaさん)、ギター(浅見卓也さん)、バイオリン(星野沙織さん)の三重奏による音楽が提供され、参加者は楽しげな雰囲気の中、食事を楽しんだ。
会の最後には、参加者全員で写真撮影が行われた。
帰路に着く参加者には教会が支援などを行った、ゆかりのあるのギフトが手渡された。
世界を代表する来賓に教会の行う人道支援を印象づけることのできた会であった。