福祉部アーカイブ

あなたは緊急時に家族の必要を満たす十分な水を確保していますか。その保存方法は適切ですか。成人が必要とする水の量は1日少なくとも2クォート(約2リットル)です。
自立の6つの要素の一つは家庭貯蔵です。ここ最近,1年貯蔵の代わりに,日常的に食べている食料品を少しずつ蓄え,3か月分を貯蔵するようにと強調されています。
2007年の総大会で管理ビショップリックのキース・B・マクマリンビショップは,個人と家族の備えについて話しました。その中で,以下の簡単な公式が一つの範例として与えられました。
数年前,わたしの夫が突然失業しました。経済不況の中,他の求職者との競争に打ち勝つためには,意欲的にどんどん職探しをする必要がありました。
人類が初めて地球に送られたときから,人はすべての生き物を治める権利を受け,働くよう命じられました。労働は人が自立するための手段です。労働を通して,人は視野を広げ,技術と才能を高めるのです。
過去1世紀の大半を通じて,教会は就職戦線を闘う人々が活路を見いだし,学び,自立できるよう支援してきました。教会の近代福祉制度の歴史に関して最も信頼できる著書『純粋な宗教』(Pure Religion)の中で,著者のグレン・L・ラッド長老は,20世紀初頭の教会の雇用制度であるデゼレト職業安定所を紹介しています。
ロバート・ブラウニングの詩に,「神,天にまします。世のことすべては善し」という喜ばしい一節があります(Pippa Passes: A Drama, 第2部,227-228行)。
わたしは決意して,体を健康に保ち,体力を養います。160年以上も前に,主が健康の規範,すなわち知恵の言葉を明らかにしてくださったのはすばらしいことです。
体力作りは,今年中,またはこれから5年間でといった,短期で成し遂げる目標ではありません。生涯にわたって努力すべきことであり,日常生活の一部であるべきです。定期的に運動をするという習慣は,自分自身,また子供にとって最も有益な贈り物となります。
天の御父がわたしたちをこの地球に送られたのは,学び,経験を得るためです。学ぶべきことの多くを,わたしたちは実際に行動することによって初めて身に付けることができます。
2000年10月7日に行われた総大会の神権部会で,ゴードン・B・ヒンクレー大管長は父親に向けて,子供たちの行く末がどうなるかということほど,父親の幸福に深い影響を及ぼすものはないと話しました(「あなたの子らの平安は深い」『リアホナ』2001年1月号,61参照)。
小学校に上がる時点で,子供は驚くほど高い割合で障がいを持っています。といっても,従来の意味とは違うものです。精神的あるいは肉体的な障がいはないかもしれませんが,こうした子供たちは,物事の学び方を学んでこなかったというだけの理由で,学校の勉強をとてつもなく大変なものと感じています。