福祉部アーカイブ

「母は何でもこなすばりばりのスーパーウーマンでした。ですから,(母に)認知症が出て,いろいろなことが分からなくなる,できなくなる,ということに対して,わたしの父は受け入れられなかったんです。」── そう西原里志長老は回顧する。
1936年に教会の福祉計画が開始されたとき,J・ルーベン・クラーク管長は計画の目標を次のように述べました。「福祉計画の真の長期目標は,与える側と受ける側双方の教会員の人格を築き,人の心の奥深くに眠っている最も優れたものをすべて解き放ち,内に秘められた豊かな精神を開花結実させることである。
イエス・キリストは御自分の民に,貧しい人と助けの必要な人の世話をするよう言葉と模範によって教えられました。今日,「自分には与えるものがない」あるいは「忙しくて他人のことなどかまってはいられない」と言う人がいます。
霊的な福祉(バプテスマを通して霊的な導きを受ける)
霊的,物質的な福祉や永遠の福祉の基礎について考える場合,まず何よりも贖い,すなわちイエス・キリストの贖いの犠牲について思い巡らすとよいでしょう。
奉仕は,人を霊的に強める最も純粋な方法の一つと言えるでしょう。実際,より困難な状況にあって,だれかのために何かをしたり与えたりすることによって心が高められるのです。
元七十人会長会 ジョー・J・クリステンセン長老 1994年1月9日,ブリガム・ヤング大学第19ステークのディボーショナルで行われた説教からの抜粋
イエス・キリストへの信仰を持つこと,安息日を聖く保つこと,家庭の夕べを開くことは,大人にとっても子供にとっても霊性をはぐくむうえで欠かせません。以下のアイデアは,これら福音の3つの原則を実践し,さらに,このクリスマスの季節に救い主の降誕と生涯に心を向けるうえで助けになるでしょう。
職を失い,何か月も就職できなくなったらどうしますか? 予定外の医療費を支払うことになったらどうしますか? けがで職場を離れ,長期療養することになったら?
50年前(訳注:現在から数えて73年前)の4月5日,当時の地上における神の教会の預言者,聖見者,啓示者たちは一堂に会し,大変重要な会合を開きました。
「長らく世界を脅かしてきた経済的な暗雲が,今やわたしたちを覆っています。……企業の人員削減や倒産が続くと,良い働きをしている人でも新しい職場を探す必要に迫られるかもしれません。
2001年は,世界中の人々にとって生涯忘れられない年となりました。その年の10月の総大会で,ゴードン・B・ヒンクレー大管長(1910-2008年)は教会の会員に次の勧告を与えました。