福祉部アーカイブ

末日聖徒イエス・キリスト教会とその会員たちは,将来を見据えた堅実な生活を送り,助けを必要とする人々を助けるために備えをしていることで知られている。2011年3月11日の大震災の後,教会が膨大な支援を提供し続けることができたのは,この生活様式と備えがあったからである。この地震は尋常なものではなく,続いて生じた津波も前例のないものだった。したがって,教会の対応も過去の多くの事例とは異なっていた。
去る9月2日午後2時ごろに発生した竜巻が,埼玉県越谷市と千葉県野田市で甚大な被害をもたらした。被害が集中した越谷市の北陽中学校周辺では,全半壊した建物,倒れた電柱,屋根瓦が飛ばされた家屋が目立った。中学校の体育館の屋根も飛ばされ,窓ガラスも砕け散る状況だった。さいたまステークと全国広報評議会は,竜巻被害があった翌日にモルモン・ヘルピングハンズのボランティア活動の調整を始め,行政機関やボランティアセンターへボランティア派遣を打診した。
これまでのところ,わたしたちは,だれもが慰めや支えを必要としていること,神の子供たちの必要は多岐にわたり,その必要は人によって異なっていること,またすべての人が苦しんでいる人を見つけ,支援するという偉大な業に取り組むことができ,また取り組むべきであることを確認しました。
自立に関する話し合いは,わたしたちを愛し,助けてくださる天の御父のようになるために,自立を目指して懸命に努力するという霊的なメッセージで終わりました。
2010年10月の総大会で,トーマス・S・モンソン大管長は経験豊かな教会員に次のようなメッセージを伝えました。「そして熟年の兄弟姉妹の皆さん,わたしたちは熟年の夫婦をもっと大勢必要としています。
過去2か月にわたって,聖文と教会指導者の模範から自立に関する記事を連載してきました。このシリーズ最後となる今回は,情緒的および霊的な自立を強化するうえで役立つ原則と実践例に焦点を当てます。
神は,わたしたちに幾つかの戒めを与えてくださいました。この戒めはわたしたちが幸せな生活を送ることができるように,愛ある天のお父様がわたしたちに与えてくださいました。
救い主は教える際に,良いサマリヤ人のたとえを使われました。総大会に出席すると,預言者やそのほかの指導者が自立の原則について現実的な例を分かち合っているのを聞きます。
愛知県は,東日本大震災以降,東海,南海,東南海地震が心配される地域であり,太平洋沿岸の津波の被害想定もされている。その中にあって,緊急時の備えを地域住民の方々に説いている会員がいる。
第1 四半期の福祉強調事項として,2月から4月までは,非常事態への備えと対応について焦点を当ててきました。わたしたちは,生活を送る際に起こりうる出来事に対し,備えをしなければなりません。
東日本大震災から2年の節目を翌日に控えた2013年3月10日の安息日,アジア北地域のマイケル・T・リングウッド会長は福島ワードを訪問した。
災害が起きた後に最初にすることは落ち着くことです。パニックを起こさせないように心がけます。全員が無事かどうか必ず確認します。周囲を見回して,火事,ガス爆発,がれきの落下,切れた電線への接触などの二次災害の恐れがないかどうか確認します。