自立の原則その12:実践を続け、儀式を受ける

自立の原則その12:実践を続け、儀式を受ける

気をとられるものに満ちた世の中で、静かな時間を少し持つことは心にとってよいものです。祈りと聖文学習で1日を始めることで、聖霊の促しが受けやすくなり、心が落ち着き、やるべきことを実践し続けることができます。

より生産的な1日を過ごすためのコツを紹介します。ヒント:始まりは朝です。

  1. 夜のうちに翌日の計画を立てます。10分もあればできることで、翌日により多くの時間を節約することができます。(1日の計画を立てる)

  2. 朝の習慣をつくります。聖文を読むこと、祈り、瞑想や運動など、何であれ自分にとって一番の習慣を貫き通します。(朝の習慣を作る)

  3. 一番困難な、あるいは一番創造的な課題を始めに達成するように心がけます。活力は午前中ピークに達するので、日常的な課題は活力の下がる午後にとっておきましょう。(午前中こそ一番の時間)

  4. テクノロジーに束縛されている場合、1日2〜3時間携帯やメールから離れるようにします。問題解決の時間、あるいは邪魔されない時間を取ってください。(デバイスの電源を切る)

この世の生活をやり抜くためにできる全てを行うときに、主はあなたの霊的な生活について考える時間を恵んでくださいます。カークランド神殿の建設中、主は初期の聖徒たちに自らを組織するよう勧告されました。それにより聖徒たちか神殿の祝福を十分に味わうことができるようになるためです。

「あなたがた自らを組織しなさい。すべての必要なものを用意しなさい。そして、一つの家、すなわち祈りの家、断食の家、信仰の家、学びの家、栄光の家、秩序の家、神の家を建てなさい。」 —教義と聖約88:119

自分の1日を計画するならば、神殿の中で交わした約束に対しより心を注ぎやすくなります。神殿で交わす約束に心を注ぐ方法の一つは、可能であれば定期的に神殿に参入することです。

ボイド・K・パッカー会長は約束しています:

「神殿の神聖な儀式に出席するとき,主はわたしたちを祝福してくださるでしょう。神殿での奉仕の業に注がれる祝福には,限りがありません。主はわたしたちに,この世的な面でも霊的な面でも関心を向けてくださるでしょう。」—『聖なる神殿に参入する備え』 36

定期的に神殿に参入する時間を作りましょう。それを優先事項にするならば、主はあなたの必要を優先してくださいます。

チャールズ・C・リッチの妻である開拓者のサラ・リッチは、ノーブーを去った後に日記にこう記しています。

「もしも主の御霊の影響力と助けにより神殿で授かった信仰と知識がなかったなら、……この旅はまるで暗闇の中に飛び込むようなもの……だったでしょう。」 —サラ・リッチ

様々なかたちにおいてわたしたちは皆開拓者であり、不確かな中を前進し、主に頼っています。わたしたちが神殿に参入し、そこで受ける祝福に心を開いているとき、主への信頼はさらに強まるのです。

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