神殿の奉献式前夜,8月20日(土)に札幌駅近くの共済ホール(650席)にてカルチャーナイト(文化の祭典)が開催されました。
カルチャーナイトとは,教会の将来を担う青少年が神殿の大切さを心に刻むための催しであり,彼らの時間と才能を主にささげる機会でもあります。
このカルチャーナイトの演し物を企画・指導・演出した指導者のインタビューによる,メイキングビデオを制作しました。
当日,カルチャーナイトの模様はインターネットの教会公式ウェブサイト上で生中継され,同時刻にのみ観ることができました。
このメイキングビデオは,本編のネット中継を思い起こしながらご覧ください。
当日は,十二使徒定員会のラッセル・M・ネルソン会長,ゲーリー・E・スティーブンソン長老,中央幹部七十人のラリー・Y・ウィルソン長老,アジア北地域会長会のスコット・D・ホワイティング長老,山下和彦長老,崔 崙煥長老がそれぞれの夫人を伴って出席しました。
預言者の前で,北海道全域と青森地方部から成る札幌神殿地区の青少年約160人による演技が披露されました。
アイヌの子供の遊びを題材にしたアイヌ舞踊に始まり,そこに宣教師が訪れます。北海道に最初の宣教師が派遣されたのは1905年のことで,10月には札幌で最初の日曜学校が開かれています。
やがて宣教師役の青少年の掛け声で,よさこいソーランのダイナミックな群舞が始まります。
続けて北海道の教会歴史を表現した劇が演じられました。札幌の教会の開拓者である熊谷たま乃姉妹を主人公に,戦前の教会員の喜び,1924年の日本伝道部閉鎖,戦時中の思想統制,戦後の伝道の再開が描かれます。
そこから駆け足で,戦後の札幌神殿地区の歴史と神殿建設の過程を,写真のスライドショーで振り返りました。
最後に,客席全体をステージにして,青少年の楽器演奏と歌,また証を象徴するあかりを掲げた青少年の合唱により,預言者をたたえ,神殿の完成を祝い,未来への決意を述べました。
翌日,札幌神殿奉献式の8月21日はトーマス・S・モンソン大管長の誕生日でした。
青少年たちは,初等協会の誕生日の歌を全員でモンソン大管長に贈ってプログラムを締めくくりました。◆