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モルモン書の預言者ヤコブは，高慢な態度を改め，同胞への迫害を止めるよう民に警告する。また，民にまず神の王国を求めるよう教え，ほかの妻やそばめを求める行為を悔い改めるよう民の男たちに悔い改めを叫ぶ。こうした行為により，男たちは妻の胸を張り裂けさせ，子供たちの信頼を失った。
シーレムは，聖書にあるキリストの教義に反する教えを人々に説き，預言者ヤコブと論じ合う。また，キリストが来られることを示すしるしを求め，神の力によって打たれる。シーレムは最後にもう一度人々に話し，自分がキリストと聖霊の力を否定したことを告白して，死ぬ。
モルモン書の預言者エノスは狩りをするために森に入り，昼も夜も熱烈に神に祈る。エノスは神の声を聞き，キリストを信じる信仰のゆえに罪の赦しを受ける。その後，エノスは同胞であるニーファイ人とレーマン人のために祈り，自分の民の記録を残し，将来の世代が救いにあずかれるように主に願う。主はエノスの祈りを聞き，エノスの信仰に応じて望みを叶えられる。