教会は，キリストに焦点を当てたソーシャルメディア新企画を， しゅろの日１に当たる4月13日から始めた。この企画は1週間，復活祭（イースター）の期間を通して継続される。
「イエスのおかげで」と名付けられたこの新企画には，インターネット・ミーム2（英語，ポルトガル語，スペイン語のみ）を広めること，特にYou Tube動画「イエスのおかげで」（日本語対応）を多くの人に視聴してもらうことが含まれる。この企画は，#BecauseofHimというハッシュタグ3を付けることでソーシャルメディアでの拡散を図っている。
そこには二つの意図が込められている。まず，イエス・キリストが神の聖なる御子であり，全ての男女のために悲しみと死を克服されたという末日聖徒の信仰を宣言すること。そして，一人でも多くの人にイエス・キリストについての知識を深めてもらうこと。日本語のYoutube動画の概要には，Mormon.orgにある「イエス・キリスト，わたしたちの救い主」というページへのリンクが張られている。
この動画は日本公式Facebookページにも投稿される。Facebookを利用している教会員はその投稿に「いいね！」ボタンを押したり，投稿を 「シェア」したり，自分自身のタイムラインの投稿に#BecauseofHimというハッシュタグ3を付けることによってこの企画に参加し，教会の意図を広める手助けをすることができる。
復活祭の日曜日（4月20日）には，動画「イエスのおかげで」の30秒バージョン（英語・スペイン語）を ，推定で毎日1億9百万人がアクセスするYou Tubeのトップページにて宣伝放映する。「救いの業」を速めるべく，教会はこうした企画を通じ，ソーシャルメディアを活用した伝道活動にも力を入れているのである。
「イエスのおかげで」インターネット・ミーム（英語のみ）
1. 復活祭直前の日曜日。キリストが贖いの業をされる前に エルサレムに入られた日であり， 信者たちはその通り道にシュロの枝を敷いてキリストを迎えた。
2. インターネット上で拡散されていくニュースや動画，画像といった様々な情報のこと。
3. 記号「＃」と，半角英数字で構成される文字列で，「#○○」と入れて投稿すると，関連した情報や意見をユーザーが検索・閲覧しやすくなる。