リアホナ2015年3月号 東京ステーク中野ワードに独身グループが発足

東京ステーク中野ワードに独身グループが発足

─2部制で日曜日の午後に集会を行い,次世代の成長の機会を

─2部制で日曜日の午後に集会を行い,次世代の成長の機会を

東京ステーク中野ワードに独身会員を対象としたグループが組織された。従来,集会を行ってきた中野ワードは午前中に集会を行い,独身会員グループは午後に集会を行う。地域会長会のスコット・D・ホワイティング長老は次のように話す。「これはステークの独身会員を対象にしたワードや支部ではありません。グループと呼ばれ,中野ワードのエリアに住む約40人の活発なYSAが対象になります。ワードではないので,会員記録は中野ワードで管理されます。神殿推薦状や什分の一の面接はビショップから受けることになります。」

YSAグループにはリーダーとして既婚者の夫婦(加藤真嗣兄弟,貴三子姉妹)が召されている。支部会長のような働きをするが,顧問はいない。その代わり,中野ワード長老定員会と扶助協会会長会の「第三顧問」として召されたYSAの兄弟姉妹が,YSAグループの中ではそれぞれ定員会会長や扶助協会会長に代わる働きをする。第三顧問にはそれぞれ二人の「補佐」が召され,YSAグループの中だけでの会長会が組織されている。

ホワイティング長老は,「このグループには大きな可能性を感じます。若い兄弟姉妹がリーダーシップを発揮する責任に召され,助け合っていくことで,わたしたちが考えてもいなかったすばらしい成長をするのではないかと思います。地域会長会もステーク会長会も大きな期待をもって見守っていきます」と語る。東京ステークの横山喜一会長も期待を込めて言う。「次世代を育てるという意味では,彼ら自身に任せて,考えさせ,力を発揮してもらうわけですから,かけがえのない経験になるはずです。ホームティーチングを実施し,キリストのような方法で教える方法を学び,独身会員の成長に力を尽くしていけば,教会の発展に大きな変化が生まれると思います。」

現在,中野YSAグループに出席する会員はさまざまな責任を受けている。グループリーダーの加藤真嗣兄弟は話す。「毎月のようにさまざまなイベントや集会が計画され,ほとんどの兄弟姉妹が実行委員会などで割り当てを受けて準備や計画に携わっています。誰もが責任を受けて参加できるように配慮しています。また,毎週月曜日の夜には家庭の夕べが開催されています。これは4年間毎週継続して行われています。互いに励まし合ったり,教え合ったり,助け合ったりし続けていくのはとても大切です。皆,いろいろな背景を持っていますが,すばらしい兄弟姉妹ばかりです。」◆